抗菌・防カビGo Block


カビを防ぐ機能性フィルム

特許第7178106号

抗菌・防カビ
特長

カビの発生を抑制する機能性フィルムです。

用途例

• 輸出、輸入の包装材
• 長期に渡る保存に使用する包装材

カビ抵抗性試験

綿布片(約 30×30×0.7(厚さ)mm)に、「JIS Z2911:2010 かび抵抗性試験方法附属書 A(規定)プラスチック製品の試験」の方法 A 規定される混合胞子懸濁液を噴霧した。その布片を風乾することで水分を蒸発させた後、防カビシートで包み、ガラス板(約 50×50×3(厚さ)mm)をのせ、「JIS Z2911:2010 かび抵抗性試験方法附属書 A(規定)プラスチック製品の試験」の方法A に規定される条件下で 4 週間培養した。ただし、無機塩寒天培地は用いなかった。培養後、布片を取り出し、布片の表面についてカビの発育割合を評価した。

地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター成績証明書 29 依開環 第 524 号
布片の包み方
布片の包み方
試験菌(かび)
① アスペルギルス ニゲル(Aspergillus niger)NBRC105649
② ペニシリウム ピノヒルム(Penicillium pinophilum)NBRC33285
③ ペシロミセス バリオッチ(Paecilomyces variotii)NBRC33284
④ トリコデルマ ビレンス(Trichoderma virens)NBRC6355
⑤ ケトミウム グロボスム(Chaetomium globosum)NBRC6347
4 週間培養した試験結果
品名 試験結果
ブランク(防カビなし) 4
防カビシート 0
結果の表示

0:肉眼及び顕微鏡下でカビの生育は認められない
1:肉眼でカビの発育が認められないが、顕微鏡下では明らかに確認できる
2:肉眼でカビの発育が認められ、発育部分は布片の全面積の 25%未満
3:肉眼でカビの発育が認められ、発育部分は布片の全面積の 25%以上~50%未満
4:菌糸はよく発育し、発育部分の面積は布片の全面積の 50%以上
5:菌糸の発育は激しく、布片全面積を覆っている

試験実施施設
地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター
※梱包用としての製品です。食品類には使用できません。
試験前-試験後
防カビのメカニズム
防カビのメカニズム

製品を包んでおくだけで、輸送・保管の際にカビから製品をガード

使用例
使用例
使用場所
輸出入の輸送時に

高温多湿の厳しい環境下に製品が置かれる船の輸送でも、カビの発生を遅らせることが出来ます。

長期に渡る保存に

倉庫での長期間の保管や備蓄などに。 梅雨時や暗く密閉された場所でもカビの発生を遅らせることが出来ます。